歴史と社名の由来

leaf.jpg創業昭和8年、戦時中の法人設立の歴史が社名に line.jpg old_photo.jpg 創業者であり、慶応義塾大学の建学に携わった漢文学者・馬場丈太郎は、晩年、息子の二代社長・馬場謹爾と共に、戦争前の食べ物と世相不安に苦しむ東京に「和敬の心」を保つために「お茶を頂く時間」の大切さを説き、娘の嫁ぎ先である静岡県の製造業者より、直接日本茶を仕入れ、卸売りを始めました。
戦時中は民間物資の流通が乏しく、お得意先は、陸軍、満州軍、宮内省などが中心でした。

昭和16年に法人設立。この時、時代に即し「愛国製茶」と名づけられましたが、3年後には終戦。(宮内省の御用制度も廃止され、現在は菊葉会(庁内食堂)、文書課、総務課など、一部のお取引のみとなりました。)
軍は無くなり、宮内省のお取引も縮小、百貨店が息を吹き返して流通の主役となっていきました。


leaf.jpg百貨店様とのお取引 line.jpg 弊社の記録では、昭和13年頃より三越様への納入を許されました。昭和23年の新宿店への出店により、お取引も本格化、戦後の復興とともに商売が活性化してまいりました。
まもなく新宿では伊勢丹様にもお取引頂くようになり、売場での販売はもとより、用度品のお取引もいただき、販路を広げてまいりました。

さらに、永年同じ新宿地域の商業者として、消防、法人会、商工会議所等、各方面のお付き合いも協力頂いております。

その後、髙島屋様、白木屋様(現・東急百貨店)、小田急百貨店様、松屋様、東武百貨店様ともお取引頂き、ADOグループによる共同調達により、現在では東京、東日本を拠点とする多くの百貨店様とお取引させていただいております。


leaf.jpg川下から川上へ 産地直送をいち早く百貨店で具現化 line.jpg yabukita.jpg昭和30年になると消費も盛んになり、静岡県の製造業者に生まれ育った泰男(現会長)が後継者として婿になると、その知識と、百貨店様の販売力をお借りすることで、いくつもの問屋を通る複雑な日本茶の流通経路を飛び越し、静岡県内の各名産地、九州八女、京都宇治などより直接お茶を仕入れるようになりました。

良品廉価でお客様の信頼を得、安定的に売上を伸ばし、店頭での地位を強固なものにしました。また、直接生産者の顔がお客様に見えるMDを最初に取り入れ「静岡生粋やぶ北茶」の先駆けとしての基盤を築きました。













leaf.jpg消費者の、現場のニーズにあわせた商品開発を line.jpg chatsu2.jpgお茶売場に必要なアイテムは全て品揃えしながらも、こだわりのブランド「茶通人(ちゃつう)」を発表。以降30年を数える現在も、弊社の中心商品としてお客様の大きな支持をいただいております。
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加えて、自社ブランドの供給だけにこだわらず、お茶の買い付けから商品製造、販売メンテナンスまで一社で行える強みを活かして、百貨店オリジナル商品(PB)開発や供給も得意分野とし、多くのヒット商品を生み出し、百貨店様の商品差別化戦略や販路拡大のパートナーとしてお選びいただいております。





leaf.jpgマーケットの多様化に合わせた戦略的供給体制を確立 line.jpg 昭和62年には静岡県富士宮市に新工場を建設。原料加工(荒茶製造)からパッケージ、包装までの全工程を持ち、加えて立地に留意し、自動包装設備や製品ストック機能など、現在のシステム販売に不可欠な、多種、大量、スピードのレスポンスを可能にしました。 販路は広がり、仏事システム販売や、多様化するお取引先の商品ニーズに対応するポテンシャルは随一となっています 。

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leaf.jpg次世代のマーケット開拓に向けて果敢にチャレンジ line.jpg 日本人の育んだ文化を持つ最高の健康飲料である日本茶を伝え続けるために、従来の事業はしっかりと継続しながらも、新しい取り組みを実践し続けています。
洋風文化やファッションとの融合をはかる森英恵氏デザインのギフトセットを、百貨店にて先行独占販売を行い、1999年秋には、情報発信の最先端、表参道に「Tea-Tsu(ティー・ツー)」をオープンしました。「Tea-Tsu」は従来の日本茶を大事にしながらも、今のライフスタイルに自然に溶け込む新しい日本茶の提案を発信するステージとして、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等で数多く取り上げていただきました。
現在は、高田馬場店、たまプラーザ店、伊勢丹府中店をはじめとして、各店舗で日本茶の新しいシーンを展開しています。

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leaf.jpg社是「お茶の心を伝える」を未来につなげる line.jpg cake.jpg自社での取り組み以外にも、日本茶喫茶や飲食店での「おいしいお茶をお出しするシーン」への協力を惜しみません。(業務用販売への取り組み) 「池袋福茶」様など著名な日本茶喫茶への商品協力や、食事のお茶として「車屋」様、「分徳山」様へのほうじ茶や食中茶の納品、東京屈指の茶道具店「益田屋」様のオリジナル銘茶の開発など、お茶に接するプレステージなシーンでの研鑽を忘れません。

合わせて、航空機内用日本茶の納品や、給茶機事業など、身近でいつもおいしい日本茶の普及にも研究、邁進いたします。



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また、近年多様化する仏事ギフトの戦略商品として、和洋を問わず、有名老舗ブランドとのアソート商品を、供給システムでの優位性の確立により共同開発し、お客様への提案シーンに合わせたバラエティあふれる商品を展開し、ご法要を中心としたギフトマーケットに新風を吹き込んでいます。

既存の概念を越え、時代を見据えた新しい取り組みにも積極的にチャレンジして、お茶の心を伝え続けてまいります。